水分を弾き返して、建物の健康を維持させる防水工事
私たちの街に建ち並ぶ、戸建て住宅をやマンション・ビル・施設などの建物。
そのほぼ全てに施されているのが、防水工事です。
雨・雪・湿気・霜等のあらゆる水分から建物を守るためには、定期的に防水メンテナンスを行う必要があります。
なぜなら、防水効果はいつか必ず切れてしまうから。
経年劣化した防水施工を放置したままにすると、建物内部に水が浸み込み、いずれは雨漏りを引き起こします。
ベランダ・屋上・外壁に、ひび割れ・雨染み・黒ずみ・カビなどの症状がある場合は、お早めにご連絡ください。
▼防水の種類
ウレタン防水
液状のウレタンゴムを下地表面に塗布する工法で、塗膜防水の一種です。
低コスト・短工期で、ほぼ全ての建物に施工可能なため、近年最も普及しています。
約5~10年に一度、トップコートを塗り替えることで、防水効果をより長く持続させることができます。
FRP防水
主原料はガラス繊維などの強化材で補強されたプラスチックで、こちらも塗膜防水の一種です。
軽量で、耐熱性・耐食性・耐候性に優れており、あらゆる現場で採用されています。
揺れによるひび割れが起きやすいため、約5~10年に一度、トップコートを塗り替える必要があります。
ゴムシート防水
シート状に成形した合成ゴム系の防水シートを、接着剤や機械的固定工法で貼り付ける工法です。
目立ちにくいところの工事や応急処置に最適。施工後は、上に保護層を塗れば軽歩行も可能です。
塩ビシート防水
塩化ビニールのシートを接着剤で貼りつける工法で、施工性に優れていることが最大の特徴。
シート同士を熱風で溶かして一体化させるため、複雑な形状・狭い場所・シート同士のジョイントが複数個所で発生した場合でも対応可能。
既存の下地調整の必要は、ほとんど必要ありません。
アスファルト防水
アスファルトを合成繊維不織布に含ませてコーティングした、シート状のルーフィングを貼り重ねて防水層を形成する工法。
熱工法・トーチ工法のいずれも防水層が厚いため、品質のばらつきが少なく、信頼性の高い工法と言えます。
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